固定残業代制度について
労働法務・労働問題固定残業代制度 はじめに 固定残業代制度とは、時間外手当(残業代)に代えて一定額の手当(固定残業代)を支払う制度です。 本来、労働者が時間外労働・休日労働・深夜労働を行った場合、使用には割増賃金を支払う義務があります。 もっとも、固定残業代制度が労働者にとって、労働基準法所定の割増賃金の支払よりも不利になっていない(労働基準法所定の割増賃金を上回る賃金を受領することができる)状態であ...
交通事故の対応について
交通事故事故発生の対応 はじめに 突然、交通事故にあった場合又は交通事故を起こしてしまった場合、混乱するとは思いますが、まずは落ち着いて行動することが重要です。 本コラムでは、交通事故の対応について、淡路島の弁護士が解説します。 事故発生直後の対応 交通事故が発生した場合、事故発生直後の対応として、当事者が行うべき対応は以下のとおりです。 1 負傷者の救助・二次災害の防止 負傷者がい...
後遺障害に基づく損害賠償について
交通事故後遺障害に基づく損害賠償 はじめに 交通事故によって怪我をした場合、一時的な傷害にとどまらず、後遺障害(後遺症)が残存し、社会生活や人生設計に大きな支障をきたすことがあります。 後遺障害には、むち打ち症、高次脳機能障害、疼痛・カウザルギー・反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)、めまい、外傷性てんかん、非器質性精神障害(うつ、PTSD等)、脊髄損傷、耳鳴りなどさまざまなものがありますが...
恐喝事件の弁護活動について
刑事事件・少年事件恐喝事件の弁護活動 はじめに 恐喝事件では、被害者との接触などが懸念される場合、逮捕・勾留されてしまうおそれがあります。 逮捕・勾留段階における弁護活動のポイントは、被害弁償・示談を行うことで、保釈が認められるかどうかのポイントも、被害弁償・示談が行われたかどうかにあります。 また、恐喝罪では、被害弁償・示談が行われていれば、執行猶予付きの刑となる可能性は高まります。 本コラムで...