過失運転致死傷事件(人身事故)の量刑相場について
刑事事件・少年事件交通事故過失運転致死傷事件(人身事故)の量刑相場 はじめに 本コラムでは、過失運転致死傷事件(人身事故)の量刑相場について、淡路島の弁護士が解説いたします。 人身事故の加害者になった場合、加害者は民事上の責任(損害賠償責任)・行政上の責任(免許の取消処分・停止処分など)とともに、刑事上の責任(「過失運転致死傷罪」)に問われることになります。 このうち、刑事上の責任である「過失運転致死傷罪」は...
恐喝事件の弁護活動について
刑事事件・少年事件恐喝事件の弁護活動 はじめに 恐喝事件では、被害者との接触などが懸念される場合、逮捕・勾留されてしまうおそれがあります。 逮捕・勾留段階における弁護活動のポイントは、被害弁償・示談を行うことで、保釈が認められるかどうかのポイントも、被害弁償・示談が行われたかどうかにあります。 また、恐喝罪では、被害弁償・示談が行われていれば、執行猶予付きの刑となる可能性は高まります。 本コラムで...
業務上横領事件の弁護活動について
刑事事件・少年事件業務上横領事件の弁護活動 はじめに 業務上横領罪は、横領罪の中でも業務に基づいて占有している他人の物を横領した場合に成立し、例えば会社から金銭の管理を委ねられている経理担当の従業員が会社の現預金を着服する場合などに成立します。 業務上横領罪の法定刑は、10年以下の懲役です。 業務上横領罪では、後述のとおり、発覚後すぐに逮捕・勾留はされるのではなく、まずは在宅捜査が進められることが多い...
逮捕・勾留された場合に知っておくべきこと
刑事事件・少年事件逮捕・勾留された場合に知っておくべきこと はじめに 逮捕・勾留された場合には、逮捕されてからの刑事手続の流れ・被疑者に認められている権利を知っておく必要があります。 そこで、本コラムでは、逮捕・勾留された場合に知っておくべきことについて、淡路島の弁護士が解説いたします。 なお、これらについて解説した日本弁護士連合会又は東京三弁護士会刑事弁護センター発行の資料は以下のとおりとなりますの...
道路交通法違反事件の弁護活動
刑事事件・少年事件道路交通法違反事件の弁護活動 はじめに 本コラムでは、道路交通法違反事件の弁護活動について、淡路島の弁護士が解説いたします。 道路交通法は、違反と結果の程度に応じて、10年以下の懲役から科料まで幅広い刑罰を定めています。 「速度違反」の法定刑は、6か月以下の懲役又は10万円以下の罰金です。 「無免許運転」の法定刑は、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。 「酒気帯び運転」...