固定残業代制度について
労働法務・労働問題固定残業代制度 はじめに 固定残業代制度とは、時間外手当(残業代)に代えて一定額の手当(固定残業代)を支払う制度です。 本来、労働者が時間外労働・休日労働・深夜労働を行った場合、使用には割増賃金を支払う義務があります。 もっとも、固定残業代制度が労働者にとって、労働基準法所定の割増賃金の支払よりも不利になっていない(労働基準法所定の割増賃金を上回る賃金を受領することができる)状態であ...
従業員の競業避止義務について
労働法務・労働問題従業員の競業避止義務について淡路島の弁護士がご説明いたします。 1 「在職中の従業員の競業避止義務」 在職中の従業員は、労働契約に付随する誠実義務の一環として、当然に競業避止義務を負います。 したがって、在職中の取締役と同じく、会社の許可がない限り、競業する事業を行ったり、競業会社に就職することは競業避止義務の違反となります。 2 「退職後の従業員の競業避止義務」 退職後の取締役と...