神戸市北区・山田エリア
神戸市北区の山田エリアは、市街地の利便性と里山的な落ち着きを併せ持つ、北区らしさが色濃く残る地域です。
都市近郊でありながら自然環境が豊かで、過度な開発に依存しない生活基盤が形成されています。
居住・事業・農的要素が共存しており、生活の実態に即した地域構造が特徴です。
駅前商業と日常利便
県道や生活幹線道路沿いを中心に、スーパーマーケット、ドラッグストア、ベーカリー、カフェ等が分散立地しており、自動車利用を前提としつつ、近隣移動で完結する買い回り動線が形成されています。
また、山田エリア特有の農地環境を活かした直売所や無人販売が点在し、朝採れの青果や加工品を気軽に入手できるなど、地産地消が生活の一部として成立しています。
郵便局、金融機関、内科・歯科等のクリニック、調剤薬局も生活圏内に集約されており、日常用務を短時間で済ませられるワンストップ型の生活動線が確保されています。
公園・ミュージアム(主要スポット)
衝原湖(つくはらこ)
神戸市内では希少な大規模湖沼景観として、山田エリアを代表する名所として知られています。散策・ランニング・釣り・四季観察の定番です。
箱木千年家
千年家と呼ばれる民家で、806年(大同元年)に建てられたと伝えられています。現在は、呑吐ダムの建設に伴って元の場所から数十メートル離れたところに移築され、一般に公開されています。
上谷上農村歌舞伎舞台・下谷上農村歌舞伎舞台
山田エリアにあるふたつの歌舞伎舞台。上谷上農村歌舞伎舞台は、1863年(文久3年)に建立で、天満神社の境内にあり、兵庫県の重要民俗資料に指定されています。下谷上農村歌舞伎舞台は、1840年(天保11年)以前の建設と考えられ、天彦根神社の境内にあります。全国に約1000棟ある農村舞台の中でも農村の民俗風習や祭儀を知るうえで重要なものとされ、国指定民俗文化財になっています。
無動寺・若王子神社
福地地区の歴史的建造物。無動寺は藤原期以前の創建と考えられ、278cmと非常に大きい大日如来像を含む5体の仏像が国の重要文化財に指定されています。若王子神社は、無動寺より一段高い所にあり、無動寺の鎮守社とされています。社殿は貴重な堅板葺きを残し、室町初期の神社建築の完全な遺構ということで、こちらも国の重要文化財に指定されています。
六條八幡宮
室町中期の特徴をよく示す社殿は、国の重要文化財に指定されています。また、毎年10月第2日曜に流鏑馬神事(市指定無形民俗文化財)が執り行われることでも知られます。
文化・学びの拠点
谷上駅を起点に三宮方面へのアクセス性が高く、市内各所で実施される大学公開講座や文化・学習イベントへも参加しやすい立地です。
とりわけ三宮・都心部に集積する大学・専門機関の公開講座や図書館機能を実用的に活用できる距離感にあります。
また、北区文化センターや区民センター、山田エリア内の自治会館・集会施設では、読み聞かせ、各種講座、発表会などが通年で開催されており、子どもからシニアまで世代を問わず参加しやすい身近な学びの場が地域内に確保されています。
医療体制
広域の基幹医療として、済生会兵庫県病院、神戸中央病院、甲北病院などの総合病院が、救急医療および専門診療を担う中核的役割を果たしており、紹介・救急受診に対応可能です。
加えて、谷上駅・箕谷駅周辺には、かかりつけクリニックや調剤薬局が集積しており、日常的な外来診療を地域内で完結できます。
地域の診療所と総合病院との連携により、初期診療から専門医療・入院治療まで一貫した受診動線が確保されています。
アクセス
鉄道は、神戸電鉄有馬線 箕谷駅、谷上駅が近く、三宮方面や新開地方面へのスムーズなアクセスが確保されています。
自動車では、阪神高速7号北神戸線(箕谷IC・藍那IC)に近接しており、三宮・大阪方面への広域移動に優れたポジションです。
路線バスは住宅地と谷上駅・箕谷駅などの主要結節点を結び、日常の通勤・通学・生活移動を下支えしています。